Evernote Camera Roll 20140524 001812
家に帰って来ました。

KEMURIのメンバーも俺達ももういい歳だから、朝まで飲んだりはしないっていう(出来ないっていう)。

ホントに共演出来た。今回はもうそれだけでいいんじゃねぇかと。


記憶が鮮烈な内に。

池谷龍人と鳥居大と金田雅史と岩田健太と大倉大輔に誘われてATATAに入ったら、4年後にKEMURIと再会させてくれました。

いつも通り阿相君がエンジニア席に座ってて、今回は倉持君とOKBがステージ脇を固めてくれてて、俺は安心して歌えて、気付いたらライブが終わってました。

タオルも約140枚全部投げました。KEMURIの『Kanasimiyo』をカバーしました。
途中でお手製のATATA Tシャツ(!)を着たフミオさんがコーラスしてくれました。

KEMURIのアンコールで『Bikeage』を歌わせて貰いました。DESCENDENTSのTシャツを着込んで、ボーカルのMiloのコスプレして伊達眼鏡をしても誰一人気付いてくれなかったけど(笑)。それでいいんです。

その後の『Ato-Ichinen』で出演者全員でステージに上がりました。メンバーみんなで『あと一年!あと一年!』ってコーラスしました。


なんだか一日中、ずっと笑ってました。

あの時の燻ってた俺がライトの向こうで笑ってました。

時間ってやつは一瞬で縮まるのね。KEMURIと出会ってからの15年が、まるでビデオの早送りみたいに、歌ってる最中に一瞬で『現在』になりました。

来てくれた人ありがとう。盛り上がってくれた人ありがとう。大人見しながらも手を掲げてくれた人ありがとう。今日来れなくて、それでも今日を迎えるまで、俺達の悪ノリに付き合ってくれた人ありがとう。初めて観てくれた人ありがとう。


なんていうか、久し振りのKEMURIはまるで『山』みたいでした。『空』みたいでした。そして『海』みたいでした。

肩をそっと叩いてくれる様な『母性』と、その大きな背中を黙って見せてくれる様な『父性』がありました。

新しい世代の若いファンが増え続けている理由が分かりました。


なんだか越えられない感じです。むしろ越えなくていいんじゃないかって思います。

いつも生意気なこの俺が、フミオさんと津田さんとショウジさんとTさんとコバケンさんの前では借り来た猫みたいになる。

この感じが嬉しいし、この関係を崩したくはない。


いつかまた近い内に、今後は俺達がKEMURIを誘います。

いつも通りチョービビりながらフミオさんに電話します。

それを楽しみにまたバンドをやって行きます。


今日の写真はいつも通り、シャショーとリナちゃんが撮ってくれたから、それを待とう。AXの照明マジでスゴかったからきっといい写真が残ってる筈。
ちなみに今日はBuddhistsonのボーカルの島君も撮ってくれたんだよ。


とりあえず無事にKEMURIとの2マンが終わりました。無事に終わってホッとしてます。

好きな事を続けてるとホントにいい事ってあるのね。

みんなも好きな事があるなら続けた方がいいよ。そう思う。

良い事も悪い事も、全部『未来への布石』だと思うから。

Evernote Camera Roll 20140524 001735追伸:
15年目にして初めてフミオさんと2ショット撮りました。15年分の増えた白髪、顔の皺、苦労の跡。なんだかあの頃と一緒で、『太陽』みたいな人でした。