Evernote Camera Roll 20140506 201153ライブハウスが開場する間際まで、いつも駆けずり回って、もう二度と自分達で企画なんかしないぞって誓う。

本番が終わって、楽屋に戻って、全員ビショビショのTシャツを脱ぎながら、またやろうねって笑う。

それの繰り返し。

今回もそうだった。

真夜中の高速道路を移動しながら、窓の外を眺めながら、移り変わる景色にさっきまでの喧騒を振り返る。


昨日、『2 SONGS EP』のツアーが終わりました。

阿相君と俺達はいつも通り無邪気に録音して、それをダワさんに渡しただけ。

今回はそこにトラちゃんも招いて、無茶な注文ばかり言って二人を困らせた。

俺達は楽しかったけど、二人はどうだったかな。


その、たかだかシングルのレコードの為にツアーを組んで、仲間のバンド達に声を掛けた。

現地の有志達が集まってくれて、チラシを撒いてくれた。

たまにはカッコいいところでも見せようと思って色々考えたんだけど、結局今回も彼等に借りが出来ただけ。

彼等の心意気に少しは酬えられたかな。


みんなきっと誰かを喜ばせたいと思ってるし、誰かの役に立ちたいと思ってる。


今回、レコードを出した理由は一つ。

FLAKE RECORDSを盛り上げたかった。

もしFLAKEがなかったら、大阪に行く事がどんなにつまらなかった事だろう。

FLAKEを盛り上げる事で、その種火が各地のレコードショップに届けばいいなと思った。

RECORD STORE DAYってよりも、なんていうか、もっと個人的な理由。


さて、来年のRSDは何をしようか?

面白い事がいいよ。ワクワクするやつ。

レコード屋さんに行く事が楽しみになればいい。

まずはそこから。

そういう事ならいつでも手伝いたい。


COMEBACK MY DAUGHTERS、DENIMS、RAZORS EDGE。

ゴローちゃん、トラちゃんの相棒Art Yardの滝本君。

新代田FEVER、今池HUCK FINN、心斎橋Pangea。

お世話になりました。


この、未だ小さなお祭りに参加して、一緒に盛り上がってくれて、一喜一憂してくれた人ありがとう。

『レコードを買ってライブハウスに行く』。

デジタル全盛の世の中で、こんなアナログな行為に時間とお金を割いてくれたくれた人ありがとう。

『便利なモノは、便利じゃないモノへの入り口』。

ライブが終わって、客電が点いて、客席の顔が全員汗だらけで笑ってた。

帰り際にレコードを大事そうに持って帰る姿が印象的だった。

貴方達がベスト。そう思います。


そうだ、大阪の分として取っておいたレコードが、案の定みんな持ってて(笑)少しだけ余ったのでダワさんに預けました。

今後の物販でも売りたかったけど、やっぱりFLAKEで売るのが一番だと思う。

FLAKE RECORDSの紹介ページ


とにかく、レコードで音楽を聴く事は楽しいよ。通販もいいけど是非お店へ。

きっと一日中居ても飽きないから。

俺にとってのレコード屋さんって『放課後の学校』みたいなものなんだよね。